日本の法律のひとつである、悪臭防止法

1967年に公害対策基本法(昭和42年8月3日法律第132号)が制定されました。
悪臭は、典型公害の一つとして規定されましたが、規制基準は定められませんでした。
これは、悪臭が感覚的公害であり、直接的に健康被害を引きおこすおそれがないと考えられてきたことがひとつ目となっています。
また、悪臭物質の把握及び測定、被害との量的関係の推定等が困難であったことがふたつ目です。
悪臭公害防止のための技術開発が遅れていたことが要因、であったと考えられています。
このため、悪臭に関する研究および悪臭防止技術の開発の進展、悪臭の防止に対する国民の世論の高まりを背景に1971年に悪臭防止法が制定され、特定悪臭物質の濃度による規制が始まりました。
しかし、物質の濃度による規制では、未規制の物質や複合臭気に対して充分な効果をあげられないため、1996年に法改正が行われました。
嗅覚測定法による臭気指数の規制が導入されました。